映画『四月の雪』に出演中の韓流スターペ・ヨンジュン(33)が「台湾でアンチ韓流を感じた」という趣旨の発言をし、衝撃を与えている。

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ペ・ヨンジュンは、ある日刊紙のインタビューで台湾芸能界の動向を明かしながら「我々の文化を盛り込んだ映画を、濾過なく輸出して利潤創出に焦点を合わせているからか、アンチ韓流の兆しがあるようだ」と語った。
彼のこのような主張は、韓流スターの名を掲げ、盲目的に海外市場を攻略してはいけないという意味。

台湾の放送局<ビデオランド>の場合、韓国ドラマの放送時間が2003年の811時間が、2004年には356時間へと大幅に減少した。中国は主要放送時間に外国ドラマの放送を規制し、韓国ドラマがゴールデンタイムに放送されなくなっている。

ペ・ヨンジュンの言葉に最新作『四月の雪』を例に挙げてみると、一般的に映画が持つ刺激性よりも、叙情性と純粋さが詰まった作品という特性を導き出せる。

『四月の雪』はペ・ヨンジュン、ソン・イェジンという傑出したスターたちが主演を演じること以外にも、9時間もの間ベッドシーンを撮ったとし、公開前から注目を浴びた。

去る24日の『四月の雪』試写会場を訪れたある日本記者は「日本のファンたちは『四月の雪』の公開日を心待ちにしている」といい「ベッドシーンでは美しい映像美を感じた」と付け加えた。
一部では「映画の中のペ・ヨンジュンのこのような設定が、ヨン様マニア30~40代の日本の観客たちに、大きな魅力になっている」との意見も出ている。

韓国映画初の日本、台湾、香港などアジア10カ国で同時公開される予定の『四月の雪』は、今回のカンヌ映画祭を通じてフランスをはじめタイ、ベトナム、フィリピンと配給契約締結を終えた。

したがってこの作品の成功可否は、一人のスターと映画社にだけ影響を及ばすのではなく、韓国及び文化の位置も変えることができる。

映画『四月の雪』の興行と作品性でいい成績を得て、台湾、中国で起きているアンチ韓流の兆しを一蹴できるかどうか、結果が期待される。

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