五輪まで500日を記念して行われた鏡浦世界花火大会(資料写真)=(聯合ニュース)
五輪まで500日を記念して行われた鏡浦世界花火大会(資料写真)=(聯合ニュース)
【江陵聯合ニュース】韓国北東部・江原道の江陵市は来年の平昌冬季五輪開幕まで200日(7月24日)の節目に合わせ、さまざまな文化行事と公演を開催し、五輪に向けたムード作りと市民参加の熱気を高める。 21~23日には、鏡浦海辺と市内のカフェで「ジャズプレッソフェスティバル」が開かれる。JKキム・ドンウク、マルロなど韓国の有名ジャズシンガーが出演し、ジャズとコーヒーを共に楽しむことができる。 江陵中心部では、22~23日に鉄道の廃線跡の敷地に造成されたウォルファ通りで「氷鬼路地文化祭り」が開かれる。そり場の運営やチメク(チキンとビール)パーティーなど、さまざまなプログラムが行われる。 江陵大都護府官衙(高麗時代に建立され、中央官吏などの客舎として使われた史跡)では、23日午後に演劇公演「江陵府使のお成りだ」が開催される。五輪まで200日の節目を祝うために現れた江陵府使の赴任祝宴で起こる騒動を描いた、観客参加型の演劇だ。 五輪のちょうど200日前となる24日には、市民の出勤時間に合わせて江陵市の21の邑面洞(郡・村・町に当たる)の全域で、約500人が同時多発的に路上PRと市民参加キャンペーンを展開する。 鏡浦海辺では24日からメディアアートイベントが開催され、28日と29日には江陵ホッケーセンターでアイスホッケーの韓国女子代表チームが世界ランキング5位のスウェーデンと親善試合を行う。 このほか、展示や文化体験、演奏会などさまざまなイベントが各地で開催される。 崔明熙(チェ・ミョンヒ)江陵市長は「五輪200日前に合わせ江陵地域の各地で開催される文化行事と公演が、国民レベルでのブーム造成と五輪成功の号砲になる」とし、「皆が共にする祝祭の五輪になるようにしたい」と述べた。
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