韓国ドラマ「恋人」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
今回のドラマ『恋人』は、視聴率50%を越えた2004年の大ヒットドラマ『パリの恋人』の主演キム・ジョンウンと、脚本家、監督の3人が再結集した作品とあり、放送前から話題を集めていた。しかし蓋をあけてみると、視聴率は平均15%とふるわない。キム・ジョンウン自身も撮影開始前には、続編には面白い作品がないというように、同じ顔ぶれでのドラマに対し心配に思うところもあったという。それでも作品に臨んだのは、「大成功を望んだのではなく、また集まっていいものを作ろうという純粋な気持ち」からだった。その結果、視聴者は『パリの恋人』とはまったく別の作品と認識し、応援している。「たとえ視聴率は高くなくても、いろいろな形でたくさんの人が見てくださっている、それだけで幸せなんです」と話す。
演じるミジュ役は、自身と大変似ているキャラクターだという。脚本家がミジュの中にキム・ジョンウンの姿を思い浮かべながら描いたためだ。劇中、ミジュはよく人に「なぜそんなにいい人なのか」と尋ねられるが、キム・ジョンウン自身もよく言われる言葉なのだとか。「場合によってはほめ言葉には聞こえないときもあるでしょう。実際に“わたしはいい人じゃない”と答えたこともある。ドラマの中でこう言われて、腹を立てそうになったことも」と明かした。まさにミジュは自分自身、そう感じて脚本に“どきっ”とさせられることもあるという。
視聴者は今回のドラマも、『パリの恋人』のテヨンのようなキャラクターになるのではと予想していた。しかしドラマが回を重ねるごとに、それは間違いだったと気づかされた。あれから2年、時間が流れキム・ジョンウンも変わった。コミカルな演技が減った代わりに説得力がつき、年輪が見えるようになった。「映画『親知らず』のチョン・ジウ監督がドラマを見て、新しい段階に進んだようだねとメッセージをくれたのがとてもうれしかった。以前のようにしていないのではなく、以前のようにはいかない。何か微妙かもしれないが変化が生まれたみたい」と語った。女優人生の第2幕が始まったようだ。
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