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「身内」からも退陣圧力 韓国大統領府「さまざまな意見を傾聴」
【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に近い与党セヌリ党の「親朴系」のベテラン国会議員たちが朴大統領に「名誉ある退陣」を促したことについて、青瓦台(大統領府)の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官は29日、「意見は(朴大統領に)伝えられたはずだ」としながら、「その前日にも各界長老らの(退陣)提言があり、(朴大統領は)さまざまな意見を傾聴している」と述べた。 徐清源(ソ・チョンウォン)韓日議員連盟会長をはじめとする与党主流派のベテラン議員は28日に会合を開き、朴大統領が任期を全うするより、国と本人のために名誉ある退陣をするほうが望ましいとの意見で一致し、こうした意見を伝えたとされる。その前日にも、国会議長や首相経験者を含む数十人の各界長老が遅くとも来年4月までに辞任するよう提案している。 鄭報道官は、早ければ12月2日に大統領の弾劾訴追案が国会で取り上げられる前に立場を定めるべきではないのかとの指摘に、「大統領が決心することで、私がここで話せることはない」と答えた。任期短縮や退陣に関する立場の変化を問いかけられても、具体的な回答を避けた。 朴大統領は任期短縮や退陣について、大統領の任期を保障した憲法の精神に背くという理由で、否定的な見解だとされる。

