セヌリ党の最高委員会議の様子=14日、ソウル(聯合ニュース)
セヌリ党の最高委員会議の様子=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国与党セヌリ党の廉東烈(ヨム・ドンヨル)首席報道官は14日、党最高委員会議終了後、記者団に対し、米大統領選で勝利したトランプ氏側と接触するため訪米代表団を構成し、早ければ今月中旬に派遣するとした上で、「韓米間の各種懸案を説明することにより相互理解と共感の幅を広げ、人的ネットワークの構築に努力する」と説明した。 団長は国会外交統一委員会と情報委員会に所属する元裕哲(ウォン・ユチョル)議員が務め、国防委員会の金栄宇(キム・ヨンウ)委員長、李恵薫(イ・ヘフン)議員、金世淵(キム・セヨン)議員、安相洙(アン・サンス)議員、尹永碩(ユン・ヨンソク)議員、チョ・ギュヒョン議員が団員として参加する。元米連邦下院議員の金昌準(キム・チャンジュン)氏が顧問を務める。 鄭夢準(チョン・モンジュン)元党代表の参加も検討されており、代表団は合計9人になるものとみられている。 金議員は米共和党の党大会に参加したことがあり、安議員は2008年に仁川市長を務めていた際、トランプ氏と面会し、投資の交渉を行ったことがある。 廉報道官は、訪米代表団が今月20日から来月初めにかけて出国する予定だと伝えた。訪米代表団はさまざまなチャンネルを通じ、トランプ氏側の主要人物だけでなく、新政権で朝鮮半島政策を担当する人物らと面会する予定という。
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