イ・ビョンホン。先月、日本のファンクラブから韓国ユニセフへの寄付金を渡された席で=2006年(聯合)
イ・ビョンホン。先月、日本のファンクラブから韓国ユニセフへの寄付金を渡された席で=2006年(聯合)
映画俳優のイ・ビョンホンが日本の女性月刊誌とのインタビューで、演技に役立つ経験としてタクシーを運転した事実を明らかにしたところ、韓国国内で違法行為ではないかとして問題になっている。

イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ

イ・ビョンホンはこの雑誌のインタビュー記事で、昨年、映画『甘い人生』撮影終了後の充電期間に、友人が運営するタクシー会社で営業用タクシーを借り一定期間運転したと話した。俳優としてではなく一般人として多くの人と話を交わしたかったという。所属事務所関係者は、充電期間中の過ごし方を問われて答えたもので、「演技のためにさまざまな経験を積むという趣旨で、回数は1~2回」と説明した。

しかし、現行法上では間違いなく違法だ。タクシーを運転するには全国タクシー運送事業組合連合会が実施する資格試験に合格し、会社の教育課程を履修しなければならない。個人タクシーの場合はさらに厳しい規定がある。イ・ビョンホン側は、タクシーの運転資格がないため乗客からタクシー料金は受け取らなかったと釈明しているが、乗客を乗せただけでも法に反し、会社とドライバーは過怠料などの処罰を受けることもある。

この事実を知ったインターネットユーザーの中には、「価値ある経験」だと、俳優としての積極的な姿勢を認める人もいれば、事故の可能性を指摘し違法事実をとがめる人も少なくない。


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