<韓国大衆音楽ショーケース フィール・ザ・K-POPイン上海>に参加した歌手たち(オレンジショック提供)=5日、上海(聯合)
<韓国大衆音楽ショーケース フィール・ザ・K-POPイン上海>に参加した歌手たち(オレンジショック提供)=5日、上海(聯合)
韓国を代表する人気歌手が一堂に会する<2006韓国大衆音楽ショーケース フィール・ザ・K-POPイン上海>が4日、上海大舞台で開催された。
 
文化観光部と韓国文化コンテンツ振興院が主催し、韓国・中国のエンターテインメント企業が主管した同ショーケースには、SHINHWA(シンファ/神話)のチョンジンとイ・ミヌ、アイドルグループHOT出身のトニー・アン、sg WANNA BE+、フィソン、Fly To The Sky(フライ・トゥ・ザ・スカイ)ら12組が出演した。これまでにもRain(ピ)、SHINHWAらによる単独コンサートは行われたが、こうした大型合同公演はこれが初めて。

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オープニングとエンディングは、すでにSHINHWAとして中国での人気を確保しているチョンジンとイ・ミヌが務め、客席を熱狂させた。ソロデビューステージとなったチョンジンは、「新人に戻った気持ちで歌ったが、ファンの反応がよくうれしかった」と語った。国を超え音楽で交流ができて楽しい。上海でコンサートをしてみたかった」というトニー・アンも、グループ解散後も冷めない人気を立証した。初めての中国公演を経験したフィソンは、3か月間特訓した中国語の実力を発揮し、大きな声援を受けた。同じく中国初進出となったsg WANNA BE+のメンバーたちは、新人ながら自分たちの名前を覚えてくれたファンが多く驚いたと、感激した様子だった。

会場には、HOTやSHINHWA、東方神起など韓国歌手のファン5000人余りが詰めかけた。彼らが出演するバラエティ番組などを見て韓国語を学んだというファンが滑らかな韓国語で公演の感想を語るなど、韓国語で話をする中国人ファンが多く公演の通訳者も驚いたほどだという。

公演は無料で行われたが、周辺には200人余りのダフ屋が集まり、一部では闇チケットが10万ウォンを超える価格で販売されたという。入場できなかったファンは数百人に上り、観客席には空席が見られるなど、今後解決すべき課題も明らかになった。

韓国文化コンテンツ振興院のハン・ジンギュ本部長は、「韓流を体で感じた」と感想を述べ、韓国の新人を中国に初めて披露するという意義があったと評価した。今後は進行上の問題の補完や、歌手たちの事前中国語教育などを行う計画だ。

公演の模様は、上海東方テレビで放送される。


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