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結婚しない理由 1位は「自己啓発のため」=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国保健社会研究院が8日までにまとめた報告書によると、「まだ結婚していない理由」として未婚者の35.9%は「自己啓発などのため」を挙げた。 調査は昨年1月15~21日、成人1000人を対象に実施された。このうち未婚者は260人。 未婚者の結婚していない理由では、「新居の用意が難しい」(14.8%)が2番目に多く、「雇用が不安定」(12.7%)、「結婚生活と仕事を両立できない」(11.8%)などが続いた。男女共に「自己啓発などのため」(男性33.6%、女性39.0%)という回答が最も多かったが、2番目は男性が「新居の用意が難しい」(19.0%)、女性が「結婚生活と仕事を両立できない」(18.0%)だった。 既婚者に「2人目以降の子作りをやめた理由」を尋ねたところ、「子育てにお金がかかる」との答えが48.8%で最多となり、経済的な問題が子作りを妨げている実態が浮き彫りとなった。未婚者と既婚者を合わせた回答者全体のうち40.6%は、少子化問題解決のための政策として、「出産と育児の経済的負担の軽減」を挙げた。 回答者の80.6%は少子高齢化により起こり得るリスク要因を「私と家族と国の問題」と認識していた。特に「国民年金、健康保険支出増加などによる社会保障負担の増加」(44.3%)、「働き口の減少、内需市場縮小などによる経済成長の鈍化」(37.9%)を大きなリスクと認識していた。だが、問題解決に向けた政府の取り組みに関しては「ある程度効果がある」との回答は2.5%にとどまった。 kimchiboxs@yna.co.kr