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ソウル中央地裁は4日に開かれたチョン代表に対する結審公判で検察は特別な異見を明かさず、懲役3年を求刑した。
これに弁護士は最終弁論で「チョン代表は検察捜査段階から法廷に至るまで、全ての犯罪の事実を自白して責任を認めている」とし「2か月間、収監生活をしながら心から反省をしている」と述べた。
また「海外売場の市場調査と売場オープンなどでマカオに出張し、知人らの誘惑にはまり、賭博をすることになった」とし「会社の財産を横領した事実はない」と強調した。
弁護士は「チョン代表はひどい糖尿病を患っており、不安や焦りなどでパニック障害の治療を受けなければならない」とし「実刑が宣告されれば会社の売上や成長、経営に多大な影響を及ぼすことになるので、最大限寛大な処分を望む」と善処を訴えた。
チョン代表は最終陳述で「他人の模範となるべき企業人として、物議をかもして申し訳ない」とし「瞬間的なミスで始まった自分の不覚で、自分を信じて頼ってくれた多くの方々に迷惑をかけないかと心配だ」と述べた。
また「自分の罪を完全に洗い流すのは難しいが、企業人として社会に貢献するなど多くの肯定的な行動で償っていく」と付け加えた。
チョン代表は2013年3月~2014年10月、マカオに位置するC、S、Kホテル、マニラのSホテルのカジノVIPルームなどで賭博をした容疑で拘束起訴された。
チョン代表は賭博場開設容疑で拘束起訴されたイ某氏(39)から「ジャックポット」と呼ばれるプライベート賭博場を紹介され、賭け金を借りて賭博をおこなったことが調査された。
また、賭博場開設容疑で指名手配となっている組織暴力団やブローカー3人の紹介で常習賭博をしたことがわかった。チョン代表が彼らから借りて賭博につぎ込んだお金は101億ウォン(約10億7000万円)に達することが調査された。
チョン代表に対する宣告公判は、来る18日午前10時に開かれる。
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