国際海事機関　 林基澤氏を次期事務局長に承認

【ロンドン聯合ニュース】国際海事機関（ＩＭＯ）は２６日（現地時間）、英ロンドンで開催中の総会で、韓国の林基澤（イム・ギテク）前釜山港湾公社社長（５９）が次期事務局長に就任することを正式に承認した。　ＩＭＯは海上の安全や船舶の国際ルールづくりを担う国連の専門機関で、韓国人が事務局長に就任するのは初めて。林氏は６月に実施された事務局長選挙で、ほかの５候補を退け選出された。任期は来年１月から４年。　国連機関の韓国人トップは、世界保健機関（ＷＨＯ）事務局長を務めた故李鍾郁（イ・ジョンウク）氏、潘基文（パン・ギムン）国連事務総長に次いで３人目となる。　林氏は受諾演説で「ほかの国連機関との協力を強化し、国際的課題に積極的に取り組み、技術協力事業の拡大を通じ加盟国の国際協約履行能力の向上に努めたい」と語った。 hjc@yna.co.kr