15日のロッテ創業者誕生日に親子3人集まるのか関心集中

明日15日は、重光武雄（韓国名:辛格浩/シン・ギョクホ、92）ロッテグループ創業者の93歳の誕生日を迎えるが、ロッテグループ親子3人が顔を合わせるのか関心が集まっている。

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　14日、業界によると15日の武雄氏の誕生日には、重光宏之（韓国名:辛東主/シン・ドンジュ、61、重光武雄氏の長男）前日本ロッテホールディングス副会長と夫人のチョ・ウンジュ氏、宏之氏と次男昭夫氏の実母である重光初子氏が出席する予定だという。

　これまで重光昭夫（韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、60、重光武雄氏の次男）ロッテ会長が父の誕生日会を準備してきたが、今回は宏之氏の主導で行われると伝えられている。宏之氏側は最近、武雄氏の執務室を管理している。

　今回の誕生日会には、長女のシン・ヨンジャ氏（ロッテ福祉財団理事長）や武雄氏の弟の重光宣浩（韓国名:辛宣浩/シン・ソンホ、82）サンサス商事株式会社社長も出席すると伝えられており、ロッテグループ一家が久しぶりに一堂に会することになる。

　宏之氏側のSDJコーポレーションのミン・ユソン顧問は「宏之氏などをはじめ、親戚なども出席すると聞いている」とし、「正確な時間や場所はまだ伝えられていないが、おそらく武雄氏がいるロッテホテルで行われることになると思う」と述べた。

　この場では自然と経営権紛争に関する話が飛び交うと見られるが、当事者の一人、昭夫氏の出席についてはまだ伝えられていない。

　ロッテグループ関係者は「出席については未定で、昭夫氏からも特に話はなかった」とし、「海外出張など公式日程があるわけではないので、当日は出席するのではないかと思う」と述べた。

　ことし8月3日に、昭夫氏が帰国直後に武雄氏のロッテホテル執務室を訪れたことでロッテグループの親子3人が顔を合わせた。

　また今月3日、昭夫氏が武雄氏の入院するソウル大学病院を訪れ、病室に20分間滞在した時に3人で顔を合わせ、この日は経営権紛争に関しては特に話さなかったと伝えられている。

　7月に始まったロッテグループ経営権紛争は、いつの間にか100日を超えたが、兄弟間の葛藤は深くなっている。

　宏之氏は12日に東京で記者会見を開き、日本ロッテグループの系列会社を相手に損害賠償を求めて提訴し、法的訴訟の範囲を拡大した。

　このような状況で、14日にはロッテ免税店の再許可の判定など重要な日程を前に、昭夫氏が父親の誕生日会に出席するかについて関心が高まっている。