女優ホン・アルム、映画「マリオネット」主役に抜てき

韓国女優ホン・アルムが映画「マリオネット」の主演にキャスティングされたことがわかった。

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　所属事務所側は28日「ホン・アルムが『マリオネット』で女子高生連続失踪事件から生きて戻ってきた唯一の少女であるムンジュ役に扮し、熱演を広げる予定」と伝えた。

　ホン・アルムは所属事務所を通じて「シナリオを読んでいて、ムンジュの痛みや不安を感じられた。臆病者のムンジュが真実に近づいていくために、困難に直面していく必死な姿にあわれみや応援したりもした」とシナリオに接した感想を明かした。

　続けて「一般的ではない劇的心理を表現しなければならないだけに、簡単な作業ではないが、必ずやり遂げたいと思って、この作品に参加することになった」とし「作品を通じて、大変な時期を経験している10代に必要な社会的配慮や制度の準備などに対してもう一度考えることができる作品になってほしい」と願いを述べた。

　「マリオネット」は10代が経験する不安や亀裂、それにより発生する致命的な問題を扱ったスリラー映画。自我の成長を正常に経ることができず、道徳的価値について考える前に、誰かのマリオネットとして生きて行くことになる10代の物語を扱っており、歪んだ私たちの社会の断面を改めて暴き出す作品でもある。

　一方「マリオネット」は来る11月にクランクインし、2016年に公開予定である。