タイフーン の最新ニュースまとめ
あまりに完璧なルックスのせいで、むしろ演じるキャラクターに限界が生じると、幸せな悩みを並べる彼ら。しかし、“体”を生業にして生きる彼らの特性を考慮すると、うなづけなくもない。恵まれたハンディキャップを乗り越えた彼らは、毎作品ごとに変身に変身を繰り返して、ファンを驚かせ、時には楽しませている。
映画『タイフーン』出演当時、チャン・ドンゴンの型破りな変身に、多くの女性たちは胸をなで下ろした。穏やかな笑顔とハンサムな顔立ちで女心を揺すぶった彼が、刃物で顔に傷をつけ、なめらかな手の甲に復讐を誓う入れ墨を刻んだからだ。
強烈なキャラクターのために7kgの減量を行ったチャン・ドンゴンは、痛々しい傷跡と入れ墨で全身を覆い、主人公が経験した苦痛の深さを体で表現した。また「お前は人の肉を食べたことがあるか?」と、鋭く毒気のこもった眼差しで、悪役の演技を見事にこなした。
映画『王の男』が生んだ最高の青春スターイ・ジュンギ。女性よりも美しい顔立ちのせいで、『フライ・ダディ』のケンカの達人のキャラクターが埋もれてしまうのではないかと悩んだ彼は、か弱いイメージを脱ぎ捨てるため、顔に7~8cmの傷跡を作った。
ワイルドさを極大化しようと、自らこのようなアイディアを提案したイ・ジュンギは、『王の男』撮影時、左足に負った傷を真似て、前髪に隠れた顔の左側に傷を作り、並々ならぬ情熱を燃やした。
来たる17日にクランクアップを控えた『マガンホテル』(監督:チェ・ソンチョル/制作:マインエンターテインメント)のキム・ソックンも、これに負けず劣らない。11日、京畿道安山(キョンギド・アンサン)野外ロケ現場で会った彼は、三日月型の切り傷を、ほお骨の上に刻み、堅物のイメージを脱ぎ捨て、図太いチンピラ役に大変身した。
はっきりとした顔立ちのおかげで、知的なエリートの役を多く演じ、多くの女性の胸をときめかせたキム・ソックン。しかし、ガサツなチンピラに扮した今回の映画では、衣装やヘアスタイル、メイクはもちろん、背中に刻んだ入れ墨のデザインにも参加し、作品に対する愛情を見せた。
キム・ソックンは「これまでのドラマでは、セリフだけ覚えればいいと思っていた。だけど、3~4か月間の撮影を行う映画では、キャラクターを創り出すための準備が必要ということを知った」「これまでの定型化されたイメージから、様々なことを変えようと努力している」と説明。
しかし、もうひとつの永遠の真理は、原版不変の法則。どんなに体を傷をつけ、イメージを壊したと自称しても、どんな姿で何をしても、相変わらず彼らはカッコいい。
Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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