【ソウル聯合ニュース】韓日両国は19日に東京で、慰安婦被害者の問題などを話し合う局長級協議を開催する。韓国外交部が16日発表した。 協議は6回目で、昨年11月以来、約2カ月ぶり。韓国から外交部の李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長、日本から外務省の伊原純一アジア大洋州局長がそれぞれ代表として出席する。 韓国政府は旧日本軍慰安婦問題を解決するため、日本が迅速に誠意ある措置を取るようあらためて要求すると予想される。朴槿恵(パク・クネ)大統領は12日の年頭会見で、韓国国民が納得できる解決策を提示するよう日本政府に求めている。 ただ、日本側は既に解決された問題と主張しており、韓国が評価できるような案は提示していない。安倍晋三首相も15日、訪日した韓日議員連盟の徐清源(ソ・チョンウォン)会長(与党セヌリ党最高委員)らとの会談で、「(慰安婦問題が)政治・外交問題化することがないようにしたい」と述べている。 そのため、今回の協議でも慰安婦問題に関する突破口を見いだすのは難しいとみられる。  李局長は協議のため、18日に出国する。 csi@yna.co.kr
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