“1808年の朝鮮、連続殺人事件”を扱った映画『血の涙』が、独特な形式の公式ホームページをオープンし、話題となっている。

パク・ヨンウ の最新ニュースまとめ

映画『血の涙』(監督:キム・テスン/出演:チャ・スンウォン、パク・ヨンウ、チソン)は、1808年の朝鮮時代、トンファ島という離れ島の製紙所をめぐる残酷な連続殺人事件と、その謎を解いていく捜査官の物語を描いた映画。今回、1次オープンしたホームページでは、訪問者自らが直接殺人事件の捜査官に任命され、事件の情況を観察し、遺体を検死するなど、事件現場をそのまま体験できるようにした点が、好奇心多き訪問者の食指を動かしている。

『血の涙』のホームページの最も際立った特徴は、ホームページと訪問者との間の“双方向性(interactivity)”に重点を置き、訪問者自らがホームーページ内容の展開に直接参加する面白さを与えているというところである。

『血の涙』のホームーページは、入場の手続きからして尋常ではない。実際の朝鮮時代の連続殺人事件現場を見ているようなショッキングなイントロ画面が終わると、訪問者は自分の名前を入力することになり、ここで表示される「注意!!映画の内容上、多少残酷な場面が含まれているので、心臓の弱い方はお控えください」という警告文は、むしろホームページへの好奇心を刺激する。

ホームページに入場した訪問者は、自分に飛び込んだ一通の捜査依頼書を受け、これから自ら朝鮮時代の捜査官となって恐ろしい殺人事件が起こった離れ島、トンファ島へ潜入。事件現場で周辺情況を調べ、被害者をめぐる人々から話を聞くことになる。

ここで、映画の舞台である朝鮮時代後期に使用された様々な検死道具を活用し、遺体を自分で検死したり、別のところに隠された別の遺体を色々なアイテムを獲得しながら捜査を進めるうち、『血の涙』ホームページの巧妙な仕掛けにはまってしまう。

さらにおまけとして、“5種類の極刑”メニューでは、梟示(さらし首)、肉漿(ムチ打ち)、塗貌紙(顔に紙を貼り付け、窒息死させる)、石刑(頭を石に打ち付けて割る)、車裂(四肢をそれぞれ馬に結び、4方向に引っ張って裂く)など、映画の中に登場する朝鮮時代の5種類の極刑が解説されている。

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