【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は17日、オバマ米大統領との電話会談で朝鮮半島問題について協議し、「対話のための対話を行えば、北朝鮮が核兵器の高度化を進める時間稼ぎにしかならない」との考えを示した。青瓦台(大統領府)の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)広報首席秘書官が伝えた。
 李秘書官は、朴大統領の発言が、12~13日に開催される予定だったが中止となった南北当局者会談を念頭に置いたものなのか、北朝鮮が16日に提案した米朝高官級会談に関するものなのかについては言及しなかった。
 電話会談では、北朝鮮の提案に対する米政府の立場についてオバマ大統領が朴大統領に説明し、朴大統領も韓国政府の立場について述べ、認識を共有したのではないかとの見方が出ている。
 両首脳はこのほか、5月の韓米首脳会談の成功と成果をあらためて評価し、北朝鮮問題など主要懸案について緊密に協力していくことで一致した。

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