【ソウル聯合ニュース】韓国の国民的詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ、1917―1945)の生涯を描いた歌舞劇「尹東柱、月を射る」(原題)が来月6~12日にソウルの「芸術の殿堂」で再上演される。同作は昨年初演された。
 尹東柱は戦時中に日本に留学し、同志社大学などで学んだ。ハングルで詩をつくったとして逮捕され、福岡刑務所で獄死した。同作では歴史の激流に翻弄(ほんろう)された若い芸術家、尹東柱の生涯にフィクションを加え再構成したストーリーを、舞踊と歌を織り交ぜて描く。
 制作陣は「今年の公演ではラテンダンス、ジャズ、バレエなど多様なジャンルの舞踊が持つ特色を表現する。映像や照明などを変え新しい演出を追求した」と話す。
 尹東柱役はキム・スヨン、パク・ヨンスがダブルキャストで演じる。上演は平日が午後8時、週末は午後2時と6時から。

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