2月の韓国映画占有率82.9%
2月の韓国映画占有率82.9%
2月の韓国映画占有率82.9%で、7年ぶりに最高値を記録した。観客動員数1千万人を超えた「7番部屋の贈り物」と700万人を集めた「ベルリン」による異例のダブル興業のおかげともいえる。

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 4日、映画振興委員会映画館入場券統合ネットワークによると、2月映画館に訪れた観客数は2182万4393人を記録。これは、昨年2月の1306万5438人に比べて67.03%増加した数値だ。

 2月、韓国映画が動員した観客数は1809万6430人で、全体至上で82.9%の占有率を記録した。これは、月別韓国映画占有率の統計で2006年10月に記録した85.3%以降、7年ぶりの記録となる。

 2006年10月以降、韓国映画産業は下降の一途を辿り、2008~2009年には月別市場占有率が70%を超えたことは一度もなかった。しかし、2011年9月に73.2%、昨年2月に75.9%で回復の兆しを見せ、昨年下半期から60~70%台を維持してきた。

 その後、ことし1月にはハリウッド映画の人気で韓国映画背入利うが58.9%にダウンしたが、1月末に公開された韓国映画「7番部屋の贈り物」と「ベルリン」がダブルヒットし、2月には韓国映画の占有率が82.9%までアップするという驚異的な記録を達成したのだ。

 特に、1月23日に公開された「7番部屋の贈り物」は、2月の間中、興業シンドロームを続け、1千万観客を突破。韓国映画の市場占有率拡大に大きく寄与した。また、2月末からボックスオフィス1位を走っている「新世界」もわずか10日間で200万人を集め、韓国映画突風を引き継いでいる。

 このように昨年の韓国映画の観客数1億人達成に続き、ことし2月から1千万人映画が出るなど、熱気は冷めやらず、今年韓国映画市場がどれだけ成長を続けるのか、期待が高まっている。

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