朴氏の側近は聯合ニュースの取材に対し、「政権引き継ぎ委員会の全体の人事は多少遅れても、秘書室長と報道官は一日も早く発表する必要がある。そうしなければ、(引き継ぎ)業務が円滑に進まないだろう」と述べた。
秘書室長には朴氏が所属する与党セヌリ党の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)国会議員や権寧世(クォン・ヨンセ)前国会議員、尹相現(ユン・サンヒョン)国会議員らの名が挙がっている。
秘書室長は大統領就任前までの「ワンポイント」になるか政権発足後も引き続き大統領秘書室長になるかによって人選が変わるが、大統領秘書室長まで務めることを前提にした場合、権寧世氏が有力視されている。
報道官については、大統領選の選挙対策委員会報道官を務めた趙允旋(チョ・ユンソン)前国会議員や?相逸(イ・サンイル)国会議員、?貞鉉(イ・ジョンヒョン)同党最高委員らがリストアップされている。
政権引き継ぎ委員会の事務所はソウル中心部2か所に設置される予定だ。朴氏は26日に引き継ぎ委員会のメンバーを発表し、同委員会をスタートさせる予定。ただ、人事や組織構成などに時間がかかることが予想され29日前後にずれる可能性もある。
歴代政権は約200人規模の政権引き継ぎ委員会を構成したが、朴氏は25人の引き継ぎ委員を含む約100人を予定している。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0