【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は12日、李大統領の私邸用地の不正購入疑惑を捜査している特別検事チームの捜査期間延長申請を拒否した。青瓦台(大統領府)の崔今洛(チェ・グムラク)広報首席秘書官が同日午後に緊急会見し、明らかにした。
 李大統領は関係閣僚、青瓦台首席秘書官らの意見を聞き、捜査期間の延長申請を受け入れない方針を決めた。
 青瓦台は同日午後4時から、河今烈(ハ・グムヨル)大統領室長主宰の会議を開いた。会議には法務部の権在珍(クォン・ジェジン)長官、法制処の李載ウォン(イ・ジェウォン)処長、青瓦台の李達坤(イ・ダルゴン)政務首席秘書官、崔首席秘書官らが出席し、特別検事チームの申請を受け入れないことで一致した。
 捜査期間は14日に期限を迎える。特別検事チームは9日に李大統領に期間延長を申請していた。捜査期間は最大15日延長できるが、大統領の承認を得なければならない。
 崔首席秘書官は申請を拒否した背景について、「必要な捜査が十分行われた上、私邸用地が国へ売却されたため」と説明した。
 また、青瓦台が捜査に積極的に協力したと強調した上で、「青瓦台は、特別検事が特別検事法に定められた捜査範囲内で法的結論を下すのに十分な捜査を行ったと判断している」と述べた。

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