韓国人の外債直接投資　75%増の47億ドル

【ソウル聯合ニュース】韓国人による7～9月期の外債直接投資の決済総額が47億1400万ドル（約3738億円）となり、前年同期比75．4%増加したことが19日、分かった。
　同期間の決済件数は1万7162件で同34．4%減少した。
　決済額の増加は、欧州債務危機による世界的不景気に伴い安定資産に人気が集まり、ユーロ債の取引額が急増したためと分析される。
　ユーロ債市場を含むユーロ市場の決済額は韓国居住者の外債決済総額の89%に達する。
　対ユーロ市場の決済額は41億8900万ドルで、前年同期比108．7%、決済件数も988件で同6．9%増加した。
　一方、決済件数の大部分を占める米国と香港市場に対する決済件数はそれぞれ28．8%と43．4%減少した。