日本大使「両国が満足できる進展を希望」=慰安婦問題
【ソウル聯合ニュース】別所浩郎駐韓日本大使は16日、韓国外交部傘下の国立外交院外交安保研究所と日本国際問題研究所がソウルで共同開催した第30回韓日学術会議(日 韓国際問題討論会)に出席後、聯合ニュースの取材に応じ、旧日本軍の慰安婦問題について、韓日両国は同問題の合意のために非常に努力しているとした上で、両国が共に満足でき る状況に向かって進展することを望むとの考えを示した。
【ソウル聯合ニュース】別所浩郎駐韓日本大使は16日、韓国外交部傘下の国立外交院外交安保研究所と日本国際問題研究所がソウルで共同開催した第30回韓日学術会議(日 韓国際問題討論会)に出席後、聯合ニュースの取材に応じ、旧日本軍の慰安婦問題について、韓日両国は同問題の合意のために非常に努力しているとした上で、両国が共に満足でき る状況に向かって進展することを望むとの考えを示した。
両国の最大の課題となっている旧日本軍の慰安婦問題に関しては、「一日も早く解決することが韓日関係だけで なく、グローバルな次元から女性人権問題を解決することに寄与できる道が開かれると思う」と述べた。
朴槿恵(パク・クネ)大統領が先ごろ米紙ワシントン・ポストのインタビューで、慰安婦問題をめぐる日 本政府との交渉について「相当な進展があり、現在は最終段階にある」と述べたことを受け、韓日が局長級協議とは別のルートで交渉している可能性が提起されていたが、これを否 定した格好だ。
また、金次官補は世界遺産委員会の委員国であるセルビアに対し、朝鮮人が強制徴用され働かされた施設を含む日本の「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)の 世界文化遺産登録をめぐる韓国側の立場を説明し、支持を要請した。
【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の合同フルートオーケストラと合同合唱団による韓日国交正常化50周年記念コンサート「ハーモニー・イン・ミュージック」が22日、ソ ウルの総合文化施設「芸術の殿堂」のコンサートホールで開かれる。
安倍首相は「アジアの人々に対し被害を与えた痛切な反省の中から、日本は世界の平和と発展に力を尽くさなければなら ないと思い続けてきた」とした上で、「この反省、戦後の歩み、さらには今後、積極的平和主義の下、地域や世界の平和と安定のために今まで以上に貢献をしていきたい」と述べた 。
ユン外相はこの場で、今月28日に開かれる第39回世界遺産委員会の会議で議論される今回の登録問題に関して、大多数の委員国を含めた国際社会の雰囲気及 び韓国政府の基本立場を詳しく説明したという。
【ソウル聯合ニュース】韓国政府系の東北アジア歴史財団が17~19日に済州島で、「韓日関係の過去を越え未来へ」をテーマに韓日国交正常化50周年国際学術行事を開催 する。
このような人的交流拡大の背景には、順調に発展してきた経済交流に加え韓国で日本の大衆文化が開放されたことや、日本の韓流ブームなど、ここ1 0年で活発になった文化交流がある。