韓国の精肉店で生きている子豚を客寄せに=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の精肉店で生きている子豚を客寄せに=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国、キョンギド(京畿道)ソンナム(城南)市のある肉屋で生きている子豚2匹を客寄せとして利用しているという通報が提起された。

先立って1日、あるSNSで、「生後1か月しか経っていない子豚をこの暑さの中で朝から晩まで一日12時間以上、閉じ込めている」とし現場写真と映像を公開した。
情報提供者が公開した映像には肉屋の前に別途用意された垣根の中に子豚2匹がいる。

この情報提供者は「社長はお客さんが子豚に関心を持って店の前で足を止めるので『触ってみてもいい』と見物を勧めている」と話した。

続いて「この暑いのに水の器もない。 炎天下で人々の関心を引くために閉じ込めている」として「なぜこのような環境に豚たちを連れて行ったのか、あえて生きている生命で利益を得ようとするのが常識的に信じられない」と悔しさをにじませた。 情報提供者は、該当豚は成熟すれば農場に送られる予定だと主張した。

情報提供者はそれと共に「このようなやりかたも厳然たる虐待だが、法で規制されていない」と憤慨した。 現行法上、物理的な力が加えられた時や死亡する事件にならなければ、動物虐待と判断することができないということだ。

該当掲示文に接したネチズンの間では動物虐待という指摘が続いた。 あるネチズンは「あの子豚を見ながら人々が豚肉を買いたがると思ったのか」として「広報戦略が低俗で残忍だ」と舌を巻いた。

また別のネチズンは「豚肉を食べないということではなく、生命に対する感受性問題」と批判した。 該当肉屋を教えてほしいという反応も相次いだ。

これと関連して該当肉屋側は「以前にも社長が豚を飼っていたが、今回飼うことになった子豚たちを人がいない家に閉じ込めることができず、一緒に店に連れてきただけ」とし「まだこの部分に対して直接不満を提起したり指摘したお客さんは一人もいなかった」とインタビューを通じて明らかにした。

一方、改正された動物保護法により来年からはペットを酷暑・酷寒などの環境に放置する場合、動物虐待で処罰を受けることになる。 最小限の飼育空間、餌の提供など飼育・管理義務に違反して動物を死に至らせる行為も処罰対象だ。 ただしこの法は「ペット」だけを対象としている。

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