第15回世界林業会議、5月2日からソウルで開幕...アジアでは44年ぶりの開催(画像提供:wowkorea)
第15回世界林業会議、5月2日からソウルで開幕...アジアでは44年ぶりの開催(画像提供:wowkorea)
全世界の森林分野で最も大きな影響力のある世界林業会議が来月2日、韓国ソウルで開かれる。森林・環境分野のオリンピックと呼ばれる同会議がアジアで開催されるのは、1978年にインドネシアで開催されて以来、実に44年ぶりのことだ。

韓国山林庁(日本の林野庁に相当)は来月2~6日、ソウルのCOEXで第15回世界林業会議を開催すると、25日に明らかにした。同会議は6年周期で開催され、全世界の林業関係者が集まって、全地球的な森林・環境問題について共有し、解決策を模索する国際会議だ。

今回の会議は事前登録者数が7000人以上となり、最終的な参加者は1万人を超えることが予想されている。これは参加者数が最も多かった第13回会議の7000人をはるかに超えるもので、過去最多規模で行われる見通しだ。

事前登録者のうち、海外参加者は143か国、約2000人あまりで、ニューヨーク・タイムズスクエアやロンドン・ピカデリーにある電光掲示板をはじめ、CNN、BBCなど海外主要メディアを通じて広報映像を流す一方、低所得国の参加者に対する財政支援を通じて、新型コロナウイルスという厳しい環境の中でも予想より多くの参加者を集めることができた。

また、国内事前登録者は5300人あまりで、山林庁と各地方自治体、森林関連機関および協会・団体、森林関連の研究を行っている大学関係者に至るまで、国内すべての森林分野における従事者が参加する見通しだ。
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