きょう(12日)ソウル市のシンクタンク“ソウル研究院”によると、ソウル市民を対象に「公正性」認識のオンライン調査で「わが社会が全般的にどれほど公正な社会だと思うか」という質問に「公正だ」と回答した割合は9.4%にすぎなかった。その内訳は「とても公正だ」が0.3%、「少し公正だ」が9.1%であった。一方 「不公正だ」という回答は61.2%で、「公正だ」の6倍以上の割合であることが明らかとなった。
「韓国社会が不公平だ」という認識は、女性が62.0%で男性が60.4%であった。
「不平等」の類型としては「世代間の不平等が深刻だ」という回答が73.5%で、全体のうちで最も多かった。
韓国社会から受ける待遇が不公正だと思う分野としては「努力(51.7%)」が最も多く、つづいて「経歴(43.15%)」の順であった。
一方 今回の調査では、回答者の80%以上は「全ての人に平等な分配方式や必要な人により多く補償する散発的分配」よりも「能力と努力による分配」を望んでいることがわかった。
「公正性」の定義を問う質問には「より多く貢献した人に、より多く補償すること(42.8%)」という回答が最も多かった。
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