疾病管理庁「ドイツ・カナダ 青壮年層 AZワクチン接種 中断 韓国も注視」= 韓国(画像提供:wowkorea)
疾病管理庁「ドイツ・カナダ 青壮年層 AZワクチン接種 中断 韓国も注視」= 韓国(画像提供:wowkorea)
韓国政府もアストラゼネカ(AZ)製ワクチンが極少数ではあるが相対的に若年層に深刻な血栓の副作用を引き起こすという報告と、これにより青壮年層に接種を中断した外国の事例を注視している。

 疾病管理庁資源管理班長は31日、YTNラジオ「ファン・ボソンの出発 新しい朝」でのインタビューで「外国の事例については継続してモニタリングを行い、韓国の予防接種計画に反映する部分があるのか確認している。必要な場合は予防接種専門委員会を通じて議論を行なっている」と述べ、この言葉からこの状況を深く注視している様子が伺える。

 コロナワクチンの一種であるAZ製ワクチンが極少数ではあるが深刻な血栓の副作用を引き起こすという報告により、ドイツ政府は30日に接種対象を60歳以上とハイリスク患者に制限するという方針を発表した。

 カナダは55歳未満に対するAZ製ワクチンの接種を中断した。

 ドイツのワクチンの承認を担当するポール・エーリッヒ研究所(PEI)は、これまでAZ製ワクチンの接種後に脳静脈洞血栓症(CSVT)の事例が31件あり、そのうちの9人が死亡したと発表した。

 死亡者のうち36歳と57歳の男性を除き、死亡者はすべて20歳から63歳の女性であった。
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