韓国半導体大手 コロナ禍でも業績好調=下半期は見通し分かれる

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韓国半導体大手 コロナ禍でも業績好調=下半期は見通し分かれる
韓国半導体大手 コロナ禍でも業績好調=下半期は見通し分かれる

サムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が7日発表した4~6月期の連結決算(速報値)は市場の予想を上回るもので、中でも半導体部門の好調が注目を集めた。同社とともに韓国半導体産業をけん引するSKハイニックスも業績改善が見込まれ、産業回復への期待が膨らむ。これまでのところ、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるサーバーとパソコン用半導体の需要増の流れが続いている。だが下半期は、スマートフォン(スマホ)向けの需要回復の一方でデータセンター投資の減少、半導体価格の下落が予想されるなど、さまざまな要因が複合的に絡み合い、先行きの見方は分かれる。

◇サムスンとSKの半導体 コロナ禍でも回復鮮明

 4~6月期にサムスン電子の本業のもうけを示す営業利益は前年同期比22.7%増、前期比25.6%増の8兆1000億ウォン(約7300億円)で、市場の予想を大きく上回った。部門別の業績は発表しなかったが、半導体部門の営業利益は5兆ウォン台に上ったとみられている。これは2018年10~12月期以来の高水準で、前年同期から2兆ウォン近く、前期比でも1兆ウォン以上増えることになる。

 SKハイニックスは営業利益が1兆7000億ウォン台と、5四半期ぶりに1兆ウォン台を回復すると予想されている。前年同期の2.8倍、前期の2倍にあたる。

 2社の半導体事業の営業利益を合計すると7兆ウォン前後に上る見通し。前年同期に比べ7~8割増、前期比も4~5割増となりそうだ。

 新型コロナウイルスの影響で非対面・非接触型のサービスや消費が活性化し、サーバーとパソコン向け半導体の需要の増加が業績を押し上げたと分析される。
韓国半導体大手 コロナ禍でも業績好調=下半期は見通し分かれる

SKハイニックスのDRAM(資料写真、同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

半導体関連情報サイトのDRAMエクスチェンジによると、半導体メモリーのDRAMは今年、パソコン向け製品の固定取引価格が5か月連続で上昇した。NAND型フラッシュメモリーの価格も4か月ほぼ一定で、需給バランスが安定した状態とされる。

 ほかの好材料として、スマホ市場の回復の兆しが挙げられる。米調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、5月のスマホの世界出荷量は前月比18.3%増加した。

 また、全般的に景気が悪化している中でも半導体輸出は比較的善戦している。5月は前年同月比7.1%増加し、6月もほぼ横ばいだった。

◇見通し割れる下半期

 だが、下半期も半導体事業の業績改善の流れがこのまま続くかは不透明だ。

 業界は、サーバーとスマホ用の半導体メモリーの供給先が上半期に平均以上の在庫を積み上げたために、下半期は価格が下落するとの見方を示した。DRAM価格動向の先行指標とされるスポット価格は3か月連続で下落している。

 NH投資証券のアナリスト、ド・ヒョヌ氏は「米国による中国通信機器大手ファーウェイの締め出し、中国製アプリTikTokへの規制で、サーバーへの投資需要の減少が予想されることも気がかり」と指摘した。

 その一方でスマホやゲームなどの完成品メーカーは、上半期の不振をばん回するため下半期に積極的なプロモーションを展開する見通しで、関連需要の回復が期待される。

 また、各政府は民間消費のテコ入れ策を打ち出しており、年末には中国や米国で大型商戦も控える。

2020/07/07 14:42配信  Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 最終更新:2020/07/07 14:45


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