第10回韓日YWCAカンファレンスの出席者(韓国YWCA連合会提供)=(聯合ニュース)
第10回韓日YWCAカンファレンスの出席者(韓国YWCA連合会提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の女性団体が、1919年に起きた「3・1独立運動」から100年を迎えることを受け、日本の過去の植民地支配と人権侵害を批判するとともに、日本政府に慰安婦被害者らへの責任を果たすよう促した。 韓国女性団体の韓国YWCA連合会は22日、日本YWCAと11~14日に京都で第10回韓日YWCAカンファレンスを開き、「韓日女性がつくる東アジア平和のための共同声明」を発表したと伝えた。 声明は「日本はかつて韓国と中国を含む東アジアの多くの国を侵略し、人権を侵害して大切な生命まで奪ったが、歴史に対する反省をせず、安倍晋三首相政権の下で平和憲法の改憲に向けた動きを加速させている」と批判。両国のYWCAは日本の改憲を食い止めるため連帯して行動するとし、旧日本軍の慰安婦問題を含む戦後補償問題に対し国としての責任を果たし、正当な賠償をするよう日本政府に求めた。 3・1独立運動については、「日本の植民地支配と抑圧に対する韓国民衆の抵抗であり、世界の被植民地の民衆に平和と人権の価値を拡散させた運動」と評価した。 韓日YWCAカンファレンスは2年に一度、両国で交互に開催されている。
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