観光客が多く訪れるミャンマー・ヤンゴンの寺院、シュエダゴン・パゴダ(資料写真)=(新華社=聯合ニュース)
観光客が多く訪れるミャンマー・ヤンゴンの寺院、シュエダゴン・パゴダ(資料写真)=(新華社=聯合ニュース)
【バンコク聯合ニュース】外国人観光客の誘致不振に悩むミャンマーが、韓国と日本の観光客に対し一時的にノービザ(査証免除)での入国を許可するなど、入国手続きを簡素化することが分かった。ミャンマーの国営英字紙、グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが31日、報じた。

 ミャンマーのホテル観光省は、今年10月から韓国と日本の観光客にノービザでの入国を許可し、中国人観光客に対しては到着ビザ(到着時に現地の空港でビザを取得する)制度を適用する方針だと明らかにした。

 現在、韓国人が観光目的でミャンマーを訪問する場合、ホームページなどで事前にビザを取得する必要がある。

 同省の関係者は「最近外国人訪問客数が減少した。これにより韓国と日本の観光客はノービザで、中国の観光客は到着ビザで入国できるようにする計画だ」とし、「今回の措置で、これらの国からさらに多くの訪問客が訪れると期待している」と述べた。

 韓国と日本の観光客に対するビザ免除は来年9月までの1年間適用され、ヤンゴン、マンダレー、ネピドーの各国際空港のほか、国際港や国境検問所などからも出入国が可能だという。


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