ソウル市内の携帯電話売り場=(聯合ニュース)
ソウル市内の携帯電話売り場=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米調査会社のストラテジー・アナリティクス(SA)が20日発表した報告書によると、1~3月期の世界スマートフォン(多機能携帯電話)市場でサムスン電子が36.2%、LG電子が5.9%のシェアを記録する見通しだ。それぞれ過去最大のシェアで、両社の合計も42.1%と初めて40%を超えることになる。
 2社合計のシェアは2011年1~3月期に16.2%からスタートし、2013年末まで20~30%台で推移してきた。
 今年1~3月期のサムスン電子のスマートフォン販売台数は9200万台、LG電子は1500万台になる見通し。これに対し米アップルは前年同期を上回る4310万台となるが、シェアは0.5ポイント低い17.0%にとどまる見通しだ。
 韓国業界は世界市場でサムスン電子の「ギャラクシーS4」と「ギャラクシーノート2」が善戦し、LG電子も「Optimus(オプティマス)G2」や曲面ディスプレーの「Gフレックス」などを積極的に売り込むとみている。
 また、ストラテジー・アナリティクスはサムスン電子とLG電子の合計シェアが4~6月期は42.0%、7~9月期も42.1%と40%台を維持した後、アップルが新製品を発売することが多い10~12月期には37.2%に低下すると予測した。

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