【ワシントン2日聯合ニュース】米政府が北朝鮮の権力継承問題について慎重な反応を見せている。米国務省のウッド報道官代行は2日の定例会見で、北朝鮮で金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男、正雲(ジョンウン)氏が後継者に決定したという韓国メディアの報道に関し、「われわれは確実ではない報道に接しており、こうした報道について何も確認することができない」と述べた。北朝鮮でどのような権力移譲が行われるか知る手だてはないとし、これまでの報道のほとんどを「推測性」だったとした。
 また、米当局の高官が、北朝鮮が後継問題を解決後に究極的には6カ国協議に復帰するとの見通しを示したことに対しても、北朝鮮はまだ協議復帰の兆しを全く見せていないと述べた。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0