普段、料理にどんな塩を使っていますか?
サラサラの精製塩からしっとりした粗塩まで種類が豊富ですよね。
味付けに使うなら、味に深みやまろやかさが出る粗塩がおすすめですが、難点が1つ。それは固まりやすいこと。
いつの間にか固まりになってしまって、使いたい分だけサッと取れないのはストレスですよね。
そこて塩が固まるのを防ぐ方法と固まってしまった塩を元に戻す方法をご紹介します。


●塩が固まる原因は?
塩が固まってしまうのは湿気が原因です。
湿度が上がると目には見えない僅かな水分にも塩は溶けてしまいます。逆に湿度が下がると今度は乾燥で結晶ができます。
この繰り返しでいつの間にか固まりができ、だんだん大きくなってしまうのです。


●塩が固まるのを防ぐ方法
まず買ってきた袋のまま使うのではなく、密閉できる容器に入れましょう。その上で、余分な湿気を吸ってくれるものを一緒に入れます。
喫茶店のテーブルにある塩のびんに、米が入っているのを見たことはありませんか?あれは炒って水分を飛ばした米で、乾燥している分湿気を吸い取ってくれます。
米以外にも、マカロニや短く折ったパスタでも◎。
また、保存容器の中に入れる珪藻土のアイテムも市販されています。スプーン型やモチーフものなどがありますよ。






●固まってしまった塩を元に戻す方法
既に塩が固まってしまっていても、捨てる必要はありません。水分を飛ばして元の状態に戻せば、また使えます。
フライパンに塩の固まりを入れて、弱めの火でじっくりと炒ります。焦げ付かないよう火加減に注意しながら木べらなどでかき混ぜて下さい。





大きな固まりになってしまった場合は炒るのが難しいので、電子レンジを活用してみましょう。耐熱容器に塩の固まりを入れて、様子を見ながら少しずつ加熱調理していきます。水分を飛ばすのが目的なので、ラップはしないで下さいね。
様子を確認するときはヤケドしないよう、フォークや木べらなどで崩しましょう。


塩が固まるのは防げますし、もし固まっても元に戻せます。
固まるから粗塩を避けていたのなら、これを機会に再チャレンジしてみませんか?

(C)wowKorea