
皆さんは、「思考が現実になる」という言葉を聞いたことはありますか?考えたことが現実になるのなら苦労しないと思うかもしれませんが、説明を聞いてみると案外納得してしまうものです。一説には、この言葉はマザーテレサによって言われたと伝えられています。どのような考え方なのかを見てみましょう。
思考が現実になるまでには過程があります。まず、思考は言葉になります。そして言葉は習慣になり、習慣は性格になり、性格は運命になります。そしてこの過程を省くと、思考は運命、つまりは現実になるということになるのです。

願いごとは言葉に出すと言霊になって良い、悪いことは言葉に出すと悪いと言われたりもしますが、それもこのような思考が現実になるという考えと近いのかもしれませんね。そして習慣が性格になるというところでは、性格を変えるヒントが隠れているようにも見えます。
性格は変えられないと考えている人もいますが、もし本気で変えたいと思うのなら、まずは習慣から変えていくのが良いのかもしれませんね。いきなり思考を変えるのは難しいので、マザーテレサが言ったとされる過程をさかのぼって行ってみるのです。まずは習慣を変え、言葉を変え、最終的に思考を変えるのです。

ポジティブな人に良いことが起こり、ネガティブな人に悪いことが起こるような気がなんとなくするのも、その思考が現実になりそうだという考えがどこかにあるからでしょう。現実になるといいなと思うことは積極的に口に出し、ならなければいいなと思うことは言葉にしないよう心がけるのも良さそうです。
思考はイメージであり、イメージトレーニングが現実に良い影響を及ぼすことを考えると、アスリートは常に思考を「勝つ」ように持って行っているのもうなずけます。実際夢を口に出すことでそれを叶えている人が何人もいますからね。皆さんも、今から良いことが起きるようイメージトレーニングしてみてはいかがでしょうか。
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