
特に自宅でパソコン作業をしている時、どうにも集中力がないなと思うことはありませんか?テレワークや副業をする人が増えている今、このような現象が起こっています。会社にいれば人目があるから勝手に集中するという人でも、家だとついついダラけてしまうのでは?しかし、それにはある種の傾向があることがわかっています。
在宅ワーク経験者ならわかると思いますが、区切りがある仕事ほど集中力が下がる傾向にあります。逆に、区切りがないものほど集中力が上がります。もちろん個人差はあるでしょうけれど、やはり傾向としてはよくあることと言われています。

区切りがある方がこまめに休憩を挟めて総合的な集中力は上がりそうと思うかもしれませんね。けれど、区切りごとに一段落ついたと思うため、脳はそれ以上先へは進みたくないと思うのです。だから区切りが多いほどそこで小さな終わりを発見し、リスタートしにくい状態が生まれます。
対して、終わるのに1時間くらいかかる長めの仕事があると、それが終わるまで1時間ずっと集中していたということは多くあることです。いつもなら、5分毎に集中力が切れていたのに、それが気付けば1時間というのはかなりの差ですよね。

この傾向を取り入れながら仕事を効率的にやるならば、むしろ区切りが少なく、一定の時間を要する仕事をした方が集中して早く終われるということがわかりますね。仕事を選べない人の方が多いでしょうから自分では何ともしがたいですが、もし区切りが多い仕事が続いた場合はリフレッシュ方法を考えておくと良いでしょう。
区切りが一つの大きな邪魔となっているなら、もう一段落したと脳が判断する前に次の仕事に取り掛かるなど、隙を与えないと良いでしょう。「有無を言わさず次!」というように取り組むことで、集中力の途切れをなくすことができます。一度取り組んでしまったらそのまま最後までできる確率が上がるので、それを期待しましょう。
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