
皆さんは、日本ではないどこかへ行って永住してみたいと思ったことはありませんか?思ってもそれを実行に移す人は少なく、夢物語で終わることが多いです。しかし、実際に新天地へ行くとなればどんな生活が待っているのでしょうか。
先ほど、新天地へ行くことを夢物語という風に形容しましたが、実はそんなに良いものでもないかもしれません。日本人であるということは、海外に行けば必ず言葉の壁が待っています。言葉はわからなくてもジェスチャーでなんとなくいけると思っている人もいるかもしれませんが、現実はそんなに甘くありません。

留学をするために日本で猛勉強し、大学の留学を許可する試験にも無事通ったという人であっても、「言葉の壁は心の壁」とSNSに吐露してしまうくらい厳しいものなのです。そこに住んで生活をするとなるとこれは覚悟の上で行かなくてはいけません。
言葉の壁を回避するために、海外へ移り住んでも日本人ばかりとつるんでいればそのつらさはないでしょう。よって、新天地で日本人の多いエリアに行くという方法も一つです。これなら勉強をしなくても良いですし、心が壊れる心配も少なくなります。

しかし、困るのは公共の施設を使う時ですね。日本人で毎回通訳を買って出てくれる人がいれば良いですが、自分で行わなければならない場面も出てきます。郵便局の使用、銀行での口座開設、現地でのスマホ購入やプラン変更、医療機関の受診、市役所での手続きなどなど、言葉が話せなければ困ることも多々あります。
その度につらい思いをするなら、やはり言葉はできた方が断然良いと言えます。悪気はないのに相手を不快にさせてしまいますし、相手は日本ほど嫌な顔を隠さず露骨に表してくることも珍しくありません。よって自分も嫌な気持ちになります。
もし新天地へ行くのであれば、この言葉の重要性をしっかりと確認した上で行くべきでしょう。でないとすぐに帰国ということもありえます。
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