
「今日はこれを頑張るぞ!」、「今月の目標を決めて達成するために頑張る!」など、具体的な目標に向かって頑張っている姿はカッコイイものです。しかし、ちょっと疲れたなと思った時や、気持ちに反して目標が達成できなかった時には自分を責めないようにしましょう。目標なんて立てなくたって、あなたは十分頑張っているのですから。
現状を冷静に見てみましょう。自尊感情が低い人はできたことではなくできなかったことに目を向けやすいので、ここは客観的な視点で見ることが大切です。難しければ、自分ではなく他人を分析しているのだと考えてみてください。自分に厳しい人はストイックで良い面もありますが、自分の良いところに気付けない場合もあるのです。

例えば、時短勤務で働いており、家事もそこそこしているとしましょう。この時、フルタイム勤務ではないからと自分を卑下するのではなく、毎日社会に参加していることをすごいと思い切り褒めてあげるべきです。体調がすぐれない日だってあるでしょう。仕事に行きたくない日だってあるでしょう。それなのに働いているなんてすごいことです。
家事だって、もっと本気で頑張ってやったら家族を満足させられるかもしれない、負担を減らせるかもしれないと思うのではなく、やっていること自体を褒めましょう。自堕落な人なら自分から率先して家事なんてやりませんよ?それを家族のためとやっているあなたはすごいのです。

意識を常にできたことに向けるのは難しいことです。ならば、たまに今を見直してできなかったことに目を向けることをストップしてみましょう。それだけでも視点の修正ができ、客観的に自分を見つめることができます。
どんなライフスタイルを送っていようと、目標を作ろうとしている時点でその人は既に頑張っているのです。だからあまり根を詰めず、時には今のままで十分だと思う気楽さも持ってみましょう。怠惰で本当に頑張らなければいけない人は上昇思考にはなりません。
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