
誰だってネガティブよりはポジティブでいたいと思うものですが、それができたら苦労しませんよね。無理にポジティブになろうと思う方が疲れることもあるので、あくまで自分の性格に沿っていればそれで十分という考え方もあります。
ポジティブシンキングになるなら、こんな考え方があります。自分の性格を明るくすることは難しくても、自分の中にない考え方を知れば少しだけでも「なるほど」と思えるかもしれません。

例えば、怒っているというネガティブな感情は、ポジティブに捉えるとそれだけのエネルギーがあることを示します。元気がない時は怒る気も起きませんよね。怒りは感情の中でもトップクラスでエネルギーを消費するものです。だから怒りを感じたら少なくとも自分は今元気なんだとわかります。
ドラマやアニメなどで復讐を題材としているものは、それを果たそうとしているキャラの熱量はすごくないですか?それが幸せかどうかは別にして、かなりの行動力と諦めない力が備わっていることがわかりますよね。それは怒りがそうさせているのでしょう。

では、泣くというネガティブな行為はどうポジティブに捉えましょうか。これは、涙を流すことがデトックスになると思えば良いでしょう。泣かない人は強いという考えもありますが、泣いてしまった方がスッキリしたり、吹っ切れたという意見も多く聞きます。だから、汗をかくことが身体にとってのデトックスなら、涙を流すことは心にとってのデトックスなのです。
これらはあくまで一つの考え方であって、そう考えるべきだということではありません。ネガティブならそのままでいた方が楽な人だってたくさんいるので、そこはそのままでも良いのではないでしょうか。芸人として一躍有名になったヒロシさんも、ネガティブのままで良いという本を出していますよ。「ポジティブ=良い」という図式は必ずしも正しいとは限らないわけです。何が正しいかどうかは自分自身が決められます。
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