
やろうと思ったらその瞬間から手を付けられる色鉛筆画。ほんわかした描き方もこっていりしたリアル系の描き方も両方できる、かなり奥の深いアートです。これから始めるのであれば、まずは良い道具を用意しましょう。どこでも売っている安い色鉛筆とコピー用紙でも楽しめますが、本格的にやるなら「カリスマカラー」と「ケント紙」をおすすめします。

カリスマカラーとは、海外で圧倒的な人気を誇る歴史のある色鉛筆で、日本でもリアルな色鉛筆画で有名な方はほとんどこれを使っているという話です。他の色鉛筆やペンなどを駆使していることもありますが、カリスマカラーはこってりとしていて綿密な絵が描けると評判です。Amazonでは24色、48色などあり、メルカリでは中古品でもすぐに売れてしまうという超がつくほど人気の色鉛筆です。24色では約5,000円、48色では約10,000円と高いですが、それだけの価値はあります。
ケント紙は、色鉛筆画でリアルな描写をする際に相性が良い紙です。コピー用紙よりも厚く、表面が画用紙のようにザラザラしておらずツルツルしていることが特徴です。細かく分ければ色々ありますが、地元の文房具屋さんでも手に入れることができます。

このツルツルな紙にこってりとしたカリスマカラーを乗せると、画用紙に色鉛筆を乗せた時と違って色が付いていない場所がないくらいに塗り込めることがわかります。だからこそリアルな絵を描くのに向いているのです。優しく塗れば色鉛筆独特の淡くて優しい絵にもなるので、どちらの絵柄も楽しめるのがカリスマカラーの特徴ですね。
絵は才能という人もいますが、練習してとんでもなく上手くなった人もいます。それくらいやり込み要素がある趣味になるので、今から始めるのにはもってこいでしょう。場所もとりませんし、水彩画や油絵と違って水や油、筆など用意すべきものがないのでとてもお手軽です。習いに行かずとも、YouTubeで色鉛筆画の書き方をアップしてくれている人もいるのでそれを参考にすれば無料で習えますよ。
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