
失恋の悲しみや苦しみは、何度経験しても慣れるものではありません。できれば経験したくないと思っても、突然にやってくる彼との別れ…。立ち直るには誰にでも、時間が必要です。
失恋したら深い悲しみに包まれ、心には癒えそうもない傷が残ります。それは誰でも同じで、一般的には1~2ヶ月もすれば日常の楽しみが増え、傷も癒えていくものです。
一方で、1年以上も失恋を引きずってしまう人もいます。
半年経っても、傷が癒えるどころか深まっていく。
次々に後悔が沸き、自信を失っていく。
失恋を取り戻せる方法がないかと、執着心が強まっていく。
こんな感覚がある人は、「恋愛うつ(失恋うつ)」かもしれません。

Q1.忘れたいのに、気付くと失恋の前後のことを考えている
「あのとき、ああしていれば」「もっとこうすればこんなことにはならなかった」と、失恋前後の自分の行動を後悔していませんか?失恋うつは完璧主義の人がなりやすいため、自分のミスに執着してしまいます。
Q2.別れの瞬間が何度も蘇る
心に大きな衝撃をうけた別れの瞬間。それがいつまでもフラッシュバックしてくる場合は、うつかもしれません。
Q3.失恋したことを誰にも話していない
失恋の立ち直りのひとつの過程として、感情の吐き出しがあります。人に相談するのが苦手だと、自分の中に鬱屈した感情が溜まっていき、心を蝕んでしまいます。

Q4.失恋直後から平気なふりをしている
失恋直後、悲しいのにも関わらず平気なふりをした覚えはありませんか?平気なふりをしてしまうと、その後辛くても誰にも気持ちを吐き出すことができません。無理に押さえこんだ感情もまた、心を患う原因になります。
Q5.仕事もプライベートも、がんばりたいのにモチベーションが上がらない
失恋のことを考えているつもりはなくても、なんだかやる気が起こらない。モチベーションが上がらない。そんな人も、実は失恋がきっかけでうつ状態になっている可能性があります。
集中できず、気付くとボーっとしていたり、ミスが多かったりするなら、心の病により判断力や集中力が鈍っているのかもしれません。
Q6.マイナス思考やネガティブな感情に陥りやすい
失恋により、自分に自信を失くしてしまう人も多くいます。そうすると、思考は常にマイナスに、感情もネガティブなことばかり…。自分の思考や感情のほとんどが否定的なもので占められている場合も、失恋うつによる症状の可能性があります。

Q7.疲れていても眠れない。息苦しいときがある。
失恋うつになると、なんとなく辛い、苦しい、立ち直れないというものだけではなく、身体症状として表れることもあります。息が詰まるような苦しさ、眠れず常に疲労感がありだるいなどの症状がある場合は、失恋うつを疑ってみましょう。
失恋から立ち直る期間は人それぞれですが、1年以上もネガティブな感情を持ち続けている場合は、それ自体が苦しいはず。ここで少し、自分の状態を客観的に把握してみましょう。
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