皮脂の分泌が増えることが原因の思春期ニキビと違い、大人ニキビの原因のひとつがターンオーバーの乱れ。ターンオーバーとは、およそ6週間で肌が生まれ変わる仕組みのことです。

ターンオーバーが乱れると、肌表面に古い角質が溜まって厚くなります。肌のバリア機能も低下し、乾燥しやすい状態に…。毛穴詰まりもおきやすく、次から次へとニキビができてしまいます。

つまりニキビを治すには、「肌のターンオーバーを正常な状態に戻す」ことが近道となるわけです。

そこで今回は、大人ニキビができやすい肌のターンオーバーが乱れる原因をまとめました。自分の肌荒れの原因を追求して、ニキビができにくい肌を作りましょう!


1.睡眠不足




「ゴールデンタイム」という言葉を聞いたことがあるはず。でも、あまり意識していない人も多いのでは?

ゴールデンタイムは、夜10時から夜中の2時までの間。成長ホルモンが活発に分泌され、肌のターンオーバーを促す大事な時間です。もしゴールデンタイムに睡眠をとっていないなら、改善する価値はあるはずです。


2.ストレス




ストレスがたまるとニキビができる…。その理由はわからなくても、因果関係に納得できる人は多いですよね。

ストレスを受けると自律神経が乱れ、同時に肌のターンオーバーも乱されます。また、ストレスに対抗するために分泌されるホルモンは、皮脂の過剰分泌を招きます。毛穴が詰まりやすい上に皮脂が過剰に分泌されれば、当然ニキビができますよね。


3.食生活の乱れ




現代人の食事は野菜が不足しがちと言われますが、これもターンオーバーを乱れさせるひとつの原因です。野菜をとらず、脂肪過多な食事をしていませんか?

食事は美肌の土台を作ります。ターンオーバーの機能を維持するのにも栄養が必要です。野菜に含まれるビタミンやミネラル、細胞のもととなる良質なたんぱく質を中心に、栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。


4.便秘




野菜不足の影響のひとつに便秘があり、これもターンオーバーを乱れさせる原因です。

便秘している状態ということは、腸内に老廃物がとどまっている状態。いつまでも居座る老廃物からは有害物質が輩出され、全身を巡ります。すると、体は有害物質を排除することを優先するため、ターンオーバーしているどころではありません。

便秘がちな人は、便秘を改善するだけでも肌がターンオーバーを行えるようになり、肌荒れが改善するかもしれません。



肌荒れすると、肌表面のケアだけに意識が向きがちです。でも、根本的な原因はもっと内側にあることが多いです。さまざまな生活習慣がターンオーバーの乱れを引き起こし肌荒れに繋がっているので、まずは生活リズムを整え、体が本来の役割を果たせる状態にしてあげましょう!

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