感染症を起こしやすいのは冬だといわれますが、油断をしていると実は春や夏にもかかってしまいやすいもの。免疫力をUPするには食生活や運動など、いろんな方法がありますが、「あいうべ体操」なら簡単で初期費用もなく、効果も抜群。「あいうべ体操」って何?一体どうするのか?など、ここでまとめました。

あいうべ体操ってなに?
あいうべ体操は、口を使った体操で、免疫力を上げるなどの効果があるといわれています。

免疫力を上げるために改善したいのが「口呼吸」!
現代の日本人には口で呼吸をする人が増えたといわれています。鼻から息を吸う場合、器官がフィルターの役割をはたして悪い菌を取り込むのを防いでくれる効果があります。口で呼吸をした場合は外部の菌がそのままダイレクトに入ってきてしまうので、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかってしまいがち。何とか改善したいものです。

口呼吸をしてしまうのは、舌の位置が問題!
本来の人の舌の位置は、上あごにくっついているもの。前歯の裏に舌がくっついている人、上あごから舌が離れてしまっている人は舌の位置が下がってしまっています。舌の位置が正しい位置にあると、だ液の分泌が盛んになり、虫歯や歯槽膿漏が改善されるほか、その他の菌も流してくれる効果があります。

あいうべ体操の目的は、舌の位置を元に戻すこと!
あいうべ体操は、舌の筋力を高めて舌の位置を本来の位置に戻してくれる効果があり、それによって様々な身体の問題が改善するといわれています。早い人で3週間、遅い人でも3カ月で一定の効果が見込めるそうです。

あいうべ体操の行い方
あいうべ体操の行い方は、とても簡単です。
1. 「あー」と口を大きく開きます。
2. 「いー」と口を大きく横に広げます。
3. 「うー」と口を強く前に突き出します。
4. 「ベー」と舌を突き出して下に伸ばします。
以上を1セットとして、1日30セットを目安に行いましょう。

結構しんどい?続けられる?
普段使わない筋肉を使うので、真剣にすると結構口が疲れると感じる人もいるかもしれません。それだけ、舌を支える筋肉が衰えていたということですね。毎日続けるのがコツ。アラームをかける、入浴時に行う。寝る前に、起きた後に行うなど自分のペースで続けやすい時間を見つけましょう。

鼻呼吸になるとこんなにいいことが!
作業効率が上がる!
口呼吸より酸素の吸収率が3倍高いといわれている鼻呼吸。その酸素はたっぷりと脳に回り、脳の機能を上げてくれます。

小顔になれる!
あいうべ体操自体が小顔を促進する効果がありますが、それ以外にも鼻呼吸になることで血色がよくなり、代謝をよくするのでダイエットや小顔に効果が期待できます。

まとめ
いかがでしょうか。人目は気になるかもしれませんが、ひとりの時間であればいつでも行えるあいうべ体操。意外に簡単にはじめられそうですね。どんな健康法も継続が力。続けやすいタイミングで行っていきましょう。



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