
昨日の夕ご飯のオカズが中途半端に余ってしまった。という経験、ありますよね。自分だけで食べるには量があるし、さすがに何食も続くと飽きてしまって食卓に上げても減りが悪い。仕方なくまた新しいオカズを作るのだけど、残った分、どうしよう?ご家族のお食事の用意、いつもお疲れ様です。どうしても残ってしまったおかずに困ってしまったら、おやきに包んで姿を変えてしまいましょう。材料はいつもあるものでOKです。
生地の材料(約8個分)
小麦粉(薄力粉・強力粉どちらでも可。あれば半々で) 200g
片栗粉(または米粉) 大さじ2
重曹(またはベーキングパウダー、なくても大丈夫です) 小さじ1/2
お湯 2カップ
塩 少々
材料を全て混ぜ、ひともちになるまで練り合わせます。まとまったら、生地をおよそ8分割します。まな板の上と麺棒それぞれに打ち粉をして、なるべく丸くなるように平たくのばしていきましょう。厚さが均一になったところで、中心に具となる残りおかずをのせて、周りから包んでしまえばもう出来上がり。包み終わりの“おしり”を下にして、蒸し器で15分ほど蒸しあげたら立派なおやきが完成です。お好みで、生地に青のりやゴマを練りこんでも美味しいです。
具材には、汁気の少ないおかずが向いています。餃子のタネはもちろん、青菜炒め、きんぴらごぼう、ゴーヤチャンプルー、ドライカレーなども美味しくいただけますよ。おやきというと、塩味や醤油味の濃い味をイメージしがちですが、実はこの生地のまま餡子を入れたなら、おいしい大福に早変わり。生地の基本的な配合さえ押さえておけば、しょっぱいオヤツも甘いオヤツも、手軽に楽しめてしまいます。
すぐに食べないときは、くっつき防止のための打ち粉をよくまぶしてから、ラップに包んで冷凍保存しておけば、子供たちの夕飯前の腹こなし、ちょっとしたお夜食、夕ご飯のもう一品などに活躍してくれますよ。また、ちいさめのプチオヤキにすれば、お弁当のおかずにも重宝します。その場合は、あらかじめ蒸し焼き調理したものを冷凍しておくと、朝そのままお弁当に詰めて、昼ごろ自然解凍のものが頂けますので、効率もアップします。
おやきというと信州の郷土料理というイメージが強いですが、実は色んなシーンに対応してくれる万能お手軽料理なのです。ぜひいろいろなアレンジを楽しんで、オリジナルおやきを楽しんでみてください。
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