プレゼントに花束を貰うと嬉しいもの。花はいつかは枯れるものですが、できるだけ長い期間楽しみたいですよね。そこで今回は、切り花を長持ちさせるためのコツをご紹介します。
○切り花ってどのくらいもつの?
貰った花束をきれいに生けたはずなのに、3日位で枯れてしまった……なんていう経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
一般的に切り花の寿命は、春秋なら7~10日、夏なら4~5日、冬なら10日~14日程度だといわれています。
お手入れ次第では長持ちさせることもできるので、ぜひ試してみてくださいね。
○花を長もちさせるコツ
1.水切り
花束を家に持って帰ってきたら、まずは水を吸い上げる切り口をきれいに整えましょう。
水を入れた容器に花束を浸け、水中で茎部分をカットします。切り口が斜めになるよう、切れ味のよいハサミでスパッと切るのがポイントです。
長持ちさせるためには、1~2cm程度を目安に毎日水切りを行ってください。
2.余分な葉を取り除く
茎部分の葉もある程度、剪定しましょう。
葉が花瓶の水に浸かると細菌が発生し、花全体が傷んでしまう原因に。
3.きれいな水に生ける
水を清潔な状態に保つことも大切です。
水替えは毎日するのがベスト。茎のぬめりや、花瓶の内側の汚れも落としてください。
花の種類にもよりますが、水の量は少なめにすると管理しやすいですよ。
4.置き場所にも注意
花瓶は直射日光の当たらない涼しい場所に置きましょう。
気温が高いと水に雑菌が繁殖し、腐敗しやすくなります。エアコンの風が直接当たる場所も避けてください。
5.10円玉や砂糖を入れる
延命剤を使うのもよいですが、買いに行く時間がないという人はほかの裏技を試してみましょう。
10円玉は銅でできているため殺菌作用があるといわれています。
10円玉を入れると見栄えが気になる場合は、塩素系漂白剤を入れるのも手です。ただし入れすぎると、かえって花が傷んでしまうので水300mLに対して1滴を目安にしてください。
お花には糖分がエネルギーになるのだそう。そのため砂糖を混ぜるのもよいとされています。
水200mLに砂糖小さじ2分の1入れるのが目安。
ただし砂糖を入れるとバクテリアが繁殖しやすくなるというデメリットも。塩素系漂白剤を併用したり、こまめに水替えしたりして、水が汚れるのを防ぎましょう。
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