14日に最終回を迎えた「運勢ロマンス」。女優ファン・ジョンウムと、俳優リュ・ジュンヨルの主演作として注目を浴びたラブコメディーでしたが、注目度に比べ、視聴率の結果は思うように伸びなかったことが伺えます。
「応答せよ1988」で一躍時の人となったリュ・ジュンヨル、そして“信じて・見る・ファンジョンウム”と呼ばれる視聴率の女王ファン・ジョンウムのコンビは悔しい思いを残したことになります。
5月25日の初回の視聴率は10.3％からスタートしましたが、回を重ねるに連れて降下し、最終回の視聴率は6.4％を記録しました。
運が悪かったところもありました。同じ放送時間に視聴率1位を記録したのは、キム・ウビンと「Miss A」スジ主演の「むやみに切なく」でしたから。韓国ドラマとしては珍しい事前制作ドラマです。
その次に女優キム・アジュン主演の「ウォンテッド」7.7％が続きました。映画「美女はつらいよ」などで有名な名女優のカムバック作でした。
しかし、今回の視聴率の低迷は「応答せよの呪い」とも言われています。ケーブルテレビの史上最高記録を更新した「応答せよ」シリーズで時の人になった俳優・女優たちは、必ず次のドラマで視聴率の面で苦労してきました。
「応答せよ1997」、「応答せよ1994」で大躍進していた俳優・女優たちにも、直後の作品では例外がありませんでした。
俳優リュ・ジュンヨルと共に「応答せよ1988」で大躍進した「GIRL'S DAY」ヘリも、ドラマ「タンタラ」で視聴率の低迷に苦労しました。共演は去年の演技大賞の俳優チソンや「FTISLAND」ミンヒョクでした。
残るのは俳優バク・ボゴム。子役出身の人気女優キム・ユジョンとの共演でドラマ「雲が描いた月明かり」を撮影しています。
バク・ボゴムは果たして「応答せよの呪い」を解かせる初めての俳優になるのでしょうか？
