グループ「SUPER JUNIOR」の10回目の「SUPER SHOW」が幕を開けた22日、ソウル・オリンピック公園 KSPO DOMEは公演開始前から熱気に包まれていました。 韓国のファンだけでなく、世界中から集まった海外のファンまで、会場は小さな地球村を思わせるほどにぎわっていました。 今回のコンサートは、「SUPER JUNIOR」がデビュー20周年を祝う舞台でもあり、より深い意味を持っていました。

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公演はオープニングと同時に途切れることなく続きました。 メンバーの息は依然として完ぺきで、時の流れを忘れさせるほどステージ支配力は健在でした。 12thアルバムのタイトル曲「Express Mode」の圧倒的なパフォーマンスから、過去のヒット曲を網羅したセットリストまで、“リビング・レジェンド”という称号をまさに証明する時間でした。

彼らの過去の業績を振り返ることは、同時にK-POPの歴史を振り返ることも意味します。 「SORRY,SORRY」で世界を席巻しK-POPブームの火付け役となり、韓国アーティストとして初めてビルボード・ラテンチャートに名を連ね、台湾やフィリピンを含むアジア圏で数多くの初記録を樹立しました。何より驚くべきは、デビュー20年を経た現在も完全体でステージに立っている事実だ。

この日の公演では、ファン向けの特別映像も公開されました。 少女ファンが過去を振り返る姿をとらえたこの映像は、20年間共に歩んできたファンダムの歴史と「SUPER JUNIOR」の軌跡を同時に映し出しました。 観客たちもその瞬間、それぞれの時間を振り返り、涙を浮かべました。

今回の「SUPER SHOW 10」は、20年間変わらなかったものと変わったものの共存を示しました。 変わらなかったのはファンとの信頼であり、変わったのはメンバーの心の深さとステージの重みです。 ファンへの感謝を伝えるため、メンバーはステージの途中で客席に直接上がり、目を合わせながらあいさつを交わし、より特別な思い出を残しました。

「SUPER SHOW 10」は、ソウルでの3日間の公演を皮切りに、来年3月まで世界16地域を巡回します。 22日の公演は、現地に足を運べなかった海外のファン向けにグローバル同時生中継も実施されました。 日本、香港、マカオ、インドネシア、マレーシア、タイ、台湾、メキシコ、イギリス、スペイン、デンマーク、サウジアラビア、アラブ首長国連邦など14地域の上映館で上映されました。