シンガーの武藤彩未が自身の誕生日前夜祭となる4月28日にキネマ倶楽部でBirthday Live Showを開催した。

会場となった”東京キネマ倶楽部”は昭和を感じさせる雰囲気で、昭和好きの武藤にとってはまさに念願のシチュエーション。

ポップなリズムにのせてダンサーが登場し会場が手拍子に包まれる中、「センチメンタルスカイ」がスタートし、武藤ライブの象徴であるミラーボールで照らされたサブステージから武藤が登場。予想外の場所からの登場に驚きを見せつつも、歓喜の声をあげた。

「SHOWER」では、幼馴染のダンサーYU-KAと2人でのスペシャルバージョンを披露し、いつもと違った演出に会場は釘付けとなった。バラードコーナーの「tsubaki」では、ぐっと感情がこもった歌声で、観客の心を引き込み大人な武藤を魅せた。

声出し公演初披露となった「ワケナイ」では、コールアンドレスポンスで一体感に溢れ、武藤の楽曲のリミックスでダンサーコーナーがスタートするとフロア全体が踊り出した。その後「アナタに夢中」のイントロが始まると衣装チェンジした武藤が登場。トレンドマークのリボンが際立ったかわいらしい衣装で登場すると、歓声があがりそのまま畳み掛けるように昨年末リリースした「again again」スタート。武藤がマイクを客席に向けるとそれに答えるように”again again”と歓声が湧き、会場のボルテージは一気に上がりそのまま「約束のルビー」がスタート。歌声を響かせ、観客たちを煽るように抑えることなく全身で表現していた。

「当たり前だったことを、今できていることに幸せを感じています、ありがとうございます。来年10周年を迎えるんですけれども、本当に皆さんに改めて感謝の気持ちを歌った曲になっています」と新曲「Game Start」への想いを語り、ダンサーを携えて初披露した。新曲「Game Start」は”始まり”を予感させるような背中を押してくれる、そんなダンスナンバーとなっていた。

アンコールが沸き起こると、武藤が衣装チェンジをして登場。何も知らない武藤へケーキがサプライズ登場し、会場全体で「ハッピーバースデー」ソングを歌うと、「なんか急に不意打ちですね。やられた感、ありがとうございます。」と声出し公演ならではの歌唱サプライズに喜びをかみしめていた。

その後、「holic」では一斉にタオルを回し、会場全体が燃え上がるように赤に染まった。

いつもとは違うライブ演出に、少し大人になった武藤が垣間見れたのではないだろうか。

【4月29日リリース「Game Start」配信リンク】
https://orcd.co/ayamimuto_gamestart

【武藤彩未プロフィール】
さくら学院初代生徒会長の活動を経てシンガーへ。自身が小さい頃から大好きな80年代の楽曲の世界観×現代を掛け合わせたレトロポップな楽曲を歌う。自身が持つクリアな透明感のある歌声は唯一無二。日本テレビ「今夜くらべてみました」やTBS「この差って何ですか?」に出演するなどマルチに活躍中。