映画『刑事Duelist』で、ナムスン役を熱演した俳優ハ・ジウォン(26)が、一風変わった芸能界デビュー過程について明らかにした。

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彼女が高校時代、ソウルのとある写真館で撮った写真が芸能企画社関係者の目に止まり、芸能界デビューを提案したもの。企画社側で彼女に電話をかけてきたことが今のトップスターを生んだきっかけとなった。

企画社に抜擢されるまで芸能人になろうとオーディションを受けたこともなく、芸能人になろうと思ったこともなかった。

彼女の幼い頃の夢は宇宙飛行士、科学者、医者、外交官など多様で演技者とは程遠い。宇宙飛行士は、昔からから宇宙に対する関心が高かったため抱いていた夢で、医者と外交官は中学生時代、勉強がよくできたハ・ジウォンに両親が勧めたものである。

とくに外交官は彼女の母が占いを見た時、占い師が「後に娘さんは世界を股にかけて生きるだろう」と伝えたという。それでそうなるかも知れないと思った。「外交官ではないけど、女優になってから外国も訪れるので、あの占いが間違ってはいなかった」と笑いながら語った。

「幼いなりにも、女優は誰もができることではないという思いから、(演技をしようとは)夢にも思わなかった」と明かしたハ・ジウォンは「才能があったわけでもないのに今、自分が女優生活をしていると思うと不思議」と付け加える。

才能がなかったというが、学生時代、男子学生からとても人気があった。登校途中、地下鉄に乗ると数名の男子学生たちが彼女の後をついて来たり、読書室に行くと席にプレゼントを置いて行くことも何度かあった。

当時は怖くて、後をついてくる男子学生がいると後ろも振り返らず逃げ去り、もしかして自宅を知られてしまうかと、路地を何周も回って家に帰ったりした。

学生時代の男子学生からの人気ぶりをしばらく忘れていたのだが、記者の質問によって思い出し、嬉しいといった。当時は怖かったが、今思えば楽しい思い出になっていると語る。

仕事では、ずば抜けた演技力でスターの座まで昇りつめたが、日頃はゲームとスポーツ、読書をしながら余暇を過ごす。スポーツは学生時代から好きで、女子学生としては珍しく、当時、バスケで汗を流し、最近は主にゴルフとフィットネスを楽しんでいる。

彼女が楽しむゲームは007、フライパンゲーム(※人気番組<日曜日は楽しい>の<Xmanを探せ>で出てくるゲーム)など、人と一緒に遊ぶゲームからPCゲーム、ビデオゲーム機を使ったウィニングシリーズなどレパートリーが様々だ。

最新作『刑事Duelist』で共演したカン・ドンウォンとはウィニングゲームをしたり、彼女のコーディネートや所属事務所のスタッフが集まり、“ハ・ジウォンチーム”、カン・ドンウォンは彼のチームを作り、チーム対抗で007、フライパンゲームを楽しんだ。しかし、撮影が多く、そんなにたくさんはできなかった。ハ・ジウォンによれば、カン・ドンウォンのウィニング実力はかなりのレベルだ。

彼女は、昔から好きだった“国民俳優”アン・ソンギと一緒に撮影をすることになって光栄だという。「アン・ソンギ先輩は性格がとても温和な方なので、演じる時とても気が楽だった」と明かしたハ・ジウォンは「どんな会話をしても世代差を感じさせない、若い感覚を持った方」と付け加えた。

写真館にかかっていた1枚の写真から芸能界にデビューし、ブラウン管の中を動き回り、女優として活躍中のハ・ジウォン。自分から女優になろうとしていたわけではないが、運命的な縁で芸能界に入った彼女の話はとても異彩だ。

一方、イ・ミョンセ監督がメガホンを取ったハ・ジウォンの最新作『刑事Duelist』は、ずば抜けた映像美をパターンに、観客たちの視線を掴んでいる。光と暗闇が対称を成し、道ごとにきらめく多様な色彩の布が華麗さを引き立てている。

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