「フォンクレンジング」に依頼人として登場したチョン・イル。何でも記録する男?(画像:画面キャプチャ)
「フォンクレンジング」に依頼人として登場したチョン・イル。何でも記録する男?(画像:画面キャプチャ)
2月9日(火)に新トークバラエティ「フォンクレンジング」(MBC)がスタートし、ゲストとして俳優チョン・イルが登場した。同番組は、捨てることも、整理することもできず溜まっているケータイの中の写真を依頼人の好みに合わせ、代わりにまとめてくれる全3話の写真整理サービスバラエティ。MCは歌手ユン・ジョンシン、女優ユ・インナ、ラッパーのDinDinだ。

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依頼人として登場したチョン・イルは、ユ・インナと会うのは初めて。ちょっと意外な気もしたが、2人であいさつを交わすところからスタートした。チョン・イルはこの10年で撮った7万987枚の写真がケータイに入っているという。消せないでいたのは、30年後に、結婚して子供ができた場合、自分の思い出を子供と共有したいからだとか。MCたちから「30年後なら孫じゃない?」というツッコミが入っていたが、そういうことらしい。

それともう一つ。交通事故により、部分記憶喪失になったため、自分が生きてきたその瞬間を忘れないため、写真で記録してきたという。とはいえ、そろそろ写真を整理するときが来たのではないかと思い、今回依頼することになったそうだ。

チョン・イルのケータイは512GBだが、そのうち写真の容量だけで200GB。今回のフォンクレンジングの第1段階で、まずは7万枚から7000枚に整理。アルバムフォルダを18から5つにまとめた。写真を見ると、その人となりがある程度分かるが、まとめられた5つのフォルダには「旅行」、「本人」、「幼少期&ハイキック」、「母」、「シェフ イル」と名前が付けられていた。つまり、これがチョン・イルを表すキーワードということだ。

チョン・イルの旅行の鉄則は、「旅行に行ったら現地のものを食べること」。日本を旅行したときに食べたというウニの写真もあった。また、その国の文化を知ることができるという理由で、「現地の美術館を訪問する」こともルーティンだという。そのため、食べ物や美術館の作品写真がかなりあったが、MCたちから、おいしそうに見えないし、構図も悪いとつっこまれるほど、美的感覚は全くなし(笑)。完全に記録用だ。ただ、風景写真だけはカメラマンのようにキレイに撮れていた。

旅行の思い出として、チョン・イルはスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を3回歩いたエピソードを披露。2013年、ドラマ「黄金の虹」に出演した当時、血管がいつ破裂するか分からない脳動脈瘤と診断されてから、激しいうつ病になり、1か月ほど家にひきこもっていたが、幼い頃から行きたかったサンティアゴ巡礼路に行く決心をしたのだとか。俳優という職業はキャスティングされないとできない職業なので、それに対する不安があったが、巡礼路を歩きながら、現実を楽しみながら生きていこうと考えるようになったそうだ。また、スペインのレストランに入ったら、自分の写真が飾ってあるのを偶然見つけ、思いがけず外国のファンに会ったという不思議な縁も披露した。

ほかにも、幼少期のお姉さんや家族と撮った写真も公開。さらに、学生時代の写真の中に、中学、高校の同級生と撮った写真があったが、その中にいた親友がいまのマネジャーで、一緒に仕事を始めて5年になると明かした。

そして、ドラマデビュー作「思いっきりハイキック!」で共演したベテラン俳優イ・スンジェ、ナ・ムニとのエピソードや、400分の1の確率でオーディションに合格し、イ・ユノ役をつかんだが、後で監督に聞いたら「笑う表情がキレイだったから」選ばれたというキャスティング秘話も。

また、チョン・イルはお母さんとデートをするのが好きだと話し、仲睦まじい2ショット写真のほか、自分で作った料理の写真も公開。最終的に1875枚に整理されたアルバムを見ながら、チョン・イルは「人生が少し整理された感じがするし、少し恥ずかしいですね。自分のありのままの姿なので」と語ったが、MCたちはそれが魅力的だと親近感を持ったようだった。

30代に入ってからは恥ずかしくて笑えないと無表情の自撮りが何枚も登場したが、スタジオでは写真を見ながら、思い出をうれしそうに話し、よく笑い、終始笑顔だったのが印象的だった。

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