協議会側は面会要請を公開した理由について、先月24日に非公開で面会を要請したが、何の返答もなかったためと説明する。金前大統領が訪朝時に、戦争中に行方不明になった人の安否や所在把握などで成果を挙げるために話し合うことを望んでいる。戦争中の拉致被害者に対する金前大統領の意見を聞くと同時に、家族会側が見つけた朝鮮戦争中の拉致被害者名簿5冊のコピーを金大中図書館に寄贈する意向も伝える考えだ。
協議会関係者は、拉致被害者家族はかつては連座制のため沈黙を強いられ、今は南北和合時代への障害になるとの理由で疎外され犠牲になっていると主張した。戦争中拉致被害者とその家族の苦しみに終止符を打つために、金前大統領に最善の努力を求めたいとしている。
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