歌手のRain(ピ)がアジア地域のファンの応援に恩返しするプロジェクトを進めている。10月15日に韓国国内で4枚目のアルバムを発売するRainは、12月14日のソウル公演を皮切りに日本、中国、台湾、香港などアジア11ヵ国と地域で合計35回に渡り<Rainアジアツアー>に乗り出すが、ツアーの収益金の一部を各種のドネーションプログラムを通じ公演国に寄付する方針だ。
 
Rainのアジアツアーを担当したスター・エム・プラニング関係者は聯合ニュースとの電話取材に対し、「単なる寄付でなく、Rainが直接参加する公演の収益金の一部を中心に基金を設け、それぞれの国や地域に見合ったドネーションプログラムを適用する」と述べた。中国と東南アジア一部の国、地域には識字率向上を目標に学校を設立する計画も念頭に置いている。具体的な計画は9月に打ち出すという。

Rainはこれまでもアジア地域で社会貢献活動をしている。昨年はRainの関連商品の販売で得た収益金全額を投じ、飲み水問題に悩まされているアジアの一部地域に、環境財団と協力し井戸を作る<アジア地域に降る慈雨>プロジェクトを進めた。ことし11月に香港で開催されるペプシコーラ後援のチャリティー行事にも出席し、厳しい環境にあるアジア地域の青少年を支援する考えだ。

一方、中国、香港、台湾などでペプシコーラのモデルを務めるRainが、サッカー競技場をバックに米国の歌手クリスティーナ・アギレラと一緒に歌うCMが現地で公開された。スケジュールに追われる2人は、CMの撮影と曲の録音を別々に済ませたという。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0